肩甲骨のコリや腰部の不快感、頭の重さにお困りではありませんか?
これらのお悩みに対する方法の一つとして、鍼や美容鍼が注目されています。
ただ、美容鍼と一般的な鍼灸の違いやそれぞれの特長については、あまり知られていないことも多いかもしれませんね。
本記事では、美容鍼と一般的な鍼灸の違いについてわかりやすくご紹介します。
◎目的の違いについて
美容鍼と一般的な鍼灸は目的が異なります。美容鍼は、肌を美しくすることを目的とし、肌の真皮層に細かい刺激を与えます。これにより、肌の状態や顔のむくみやゆがみの緩和を期待できます。また、ツボを刺激することでリラックス効果を得ることができ、代謝も向上するとされています。一方、一般的な鍼灸は、肩の張りや腰の不快感、眠れない、食欲の低下といった体の不調を軽減させることや体の健康の促進を目的としています。
◎施術の内容についての違い
次に施術内容の違いです。美容鍼は髪の毛ほどの細さの針を用い、真皮層に刺して顔や頭皮に刺激を与え、肌にアプローチします。基本的に痛みはほとんどなく、蚊に刺されたような感覚とされています。おおむね初回で数日間続くとされ、5回目の施術でさらに持続効果が期待でき、その後は定期的なメンテナンスでその状態を維持することが可能です。対して、一般的な鍼は筋膜まで刺し、筋肉をしっかり刺激します。針を深く刺すほど痛みを感じることが多く、美容鍼よりやや痛みを感じる場合があります。
◎期待の持てる効果についての違い
美容鍼には、顔の肌のたるみや小じわの改善、小顔効果、顔のゆがみの改善、ホルモンバランスの調整などが期待できます。一方、一般的な鍼灸は、肩の張りや腰の不快感、頭の重さ、関節の不快感、食欲の低下、便秘などの症状の緩和や、リラックス効果が期待されます。
まとめ
美容鍼と一般的な鍼灸の違いについて解説しました。
どちらもそれぞれの特長があるので、ご自身のニーズや目的に合わせて選択することが大切です。
適切な施術を受けることで、心身ともにリフレッシュできますよ。
これまでの悩みが和らぎ、より軽やかな毎日を過ごせるようになりますように!